とある日常

日常のあれこれ

頑張ったなと言える生活

 卒業式が遂に終わりました。後6日で社会人です。ぼっち卒業式というのは非常に心苦しい感じでしたね。改めて学生生活を振り返ると、孤独を貫き、我ながら沢山のことを頑張ったなという感じです。

 僕は最初から人生の幸せを掴むのを諦めている戦略を取っています笑。他人と比較すると、外見は良くないし、性格は面倒くさいですし、優れた人と比較すると、凡人です。だから、幸せを掴むというのは構造的に難儀なことなのです。

 人生を投げ出したいとか、開き直ってサイバー空間上に居場所を作るなど現実に向き合うのを諦める戦略もあります。でも、そういうことをしても人生がより悪くなる一途をたどるか平行線をたどるだけだと思っていたので、自分を傷つけながらも、目標を作りながら邁進していきました。勿論、どうせ人間は死ぬんだから目標を高く取っても、変わらないかもしれません。でも、頑張ってみたり、悩んだりすることが人生だと信じていました。

 そうはいっても正直、人生を心から楽しいとは思っていません。だけど、暇つぶしの一貫として読書を精一杯こなしてきました。その結果として、凡人ながら他人よりも知識や思考力を増やすことができました。勿論、それが人に甲乙をつける基準とは思っていませんが、全く能力を持っていない私に少しでも人生を良くする翼を授けるものだと思います。だからこそ、現実と向き合い、人生が壮大な暇つぶしだとしても、読書をするということは生涯の軸なんです。

 僕は時間という資本を大量に投入し、バイトや読書や旅行を徹底してきました。それはそれは孤独な学生生活でした。紆余曲折は沢山ありましたが、「頑張ったな」と言える生活だなと強く思います。